おかげさまです。
隈病院で甲状腺の手術をしたのは今年の2月16日のことでした。
3月19日に退院してから1ヶ月後の診察を受けました。
そして、今週の月曜日、9月26日は半年ぶりの診察でした。
主治医の先生は私の手術痕を見て、すぐに
「ああ、あなたはきれいですね。」と言って下さいました。
そして
「血液検査の結果も良いし、次は1年後。また来て下さい。」と言われました。
私から
「ネットでは一人の先生の予約しかできないので、
今日は、声帯の診察の予約をしていませんが、よろしいのでしょうか?」と聞くと
「声もよく出ているし、もう良いでしょう。」とのことでした。
ホッとしました。
病院を出るなり父に電話しました。
「傷口がきれいやから、次は1年後で良いねんて。」と報告すると
父は「ああ、よかった。よかったなぁ。」と言ってくれました。
父の安心した様子がうれしくて、今までのいろんな想いがこみあげてきて、
涙がこぼれました。
ひとりで電車など乗れないだろうと思っていた父が雪のなか入院に付き添ってくれたことや、
「読みたいやろう?」と言って、何日か分の新聞を届けてくれたことを思い出しました。
「なんで泣かなあかんの。」と笑う父に「ありがとう。」と言うのが精いっぱいでした。
隈病院へ向かう坂道をのぼるとき、いつも暗い気持ちでした。
隈病院からの帰り、坂道をくだるとき、いつも楽しいことを探すのに必死でした。
時間が有り余っていたあの頃のことを思い出しました。
こんなに明るい気持ちで、こんなに時間を惜しく思いながら、
この坂をおりる日が来るなんて思っていませんでした。
入院するとき、みなさんに励ましていただきましたよね。
入院しているときも、みなさんに励ましていただきましたよね。
おかげさまで、うさぎは、すっかり元気になりました。
本当にありがとうございます。
みなさんに、友人たちに、父とみのりに、そして、ありとあらゆることに
感謝の気持ちでいっぱいです。
※今日の写真は9月6日、稚内公園から父と二人で見た稚内の町です。
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