12日の水曜日のことです。
仕事から帰って、服を着替え、みのりを捕獲し、病院へ連れて行ってきました。
1年に2回、6月と12月、毎年恒例の健康診断です。
昨年の血液検査で腎臓の数値の悪化が発覚し、腎不全になるかも?と言われていました。
2ヶ月に一度は診察に来て下さいね!とも言われていました。
でも、みのりは病院が大嫌いです。
(病院が好きな動物なんていないのかもしれませんが・・・。)
でも、キャリーバッグに入った瞬間から鳴き続ける様子を見ていると私もつらいです。
なので、今まで通り、半年に一度のペースを守り続けることにしました。
体重は2.5キロで、前回より7~8%も減っていました。
手を変え品を変え、ありとあらゆる方法を試していますが、食べる量は少なくなっています。
その影響でしょうかね。
高齢だし、小柄だし血管が細くなっているので、血液検査もままならず・・・。
右手、左足、首の3ヶ所から採血されました。
それでも検査には足りないようでしたが、泣き叫んでいるのに適当な言葉であやされて、手足を押さえつけられて採血されることに私が耐えられませんでした。
私もみのりをあやすつもりで「そんなに鳴かんでも・・・。」と言ったとき、先生が「まあ、鳴くことはあっても笑うことはありませんよね。」と言いました。
もう言葉を失いました。
それってどういう意味?なにが言いたいの?と思いますよね。
それでもみのりを人質・・・じゃなくて猫質に取られているので、問い詰めることもできず・・・。
血液検査の結果を待つ間、待合室でおんおん泣きました。
みのりは検査が済んだことがわかって、ホッとしたのか静かでしたが・・・。
なんだか悔しくて・・・。
「もうできるだけ来んとこうね。もういいね。よく頑張ったね。」とみのりに、私自身に言い聞かせました。
私の言葉が聞こえたのか小学生らしき女の子が寄ってきて「わぁ!かわいい!お母さん!かわいいにゃんこよ。」と言ってくれました。
お母さんはわんこを連れていらしたので、気を遣って下さったのか、近くまで寄って来られませんでしたが、この女の子の言葉に救われた気がしました。
検査結果を聞かずに帰りたいくらいでしたが、我慢しましたよ。
みのりのためですもの。
あんなに痛い思いをして頑張ったのだから結果は聞かないと!と思いました。
先生の話しを聞くまえに「家では嫌がることはできるだけしないように、このコの好きなようにのんびりとさせています。今日は、とてもびっくりしていると思います。私もびっくりしました。」と言ったら、先生は「嫌がることをするのは私もイヤです。甲状腺の検査をするには血がたりませんが、良いですか?それとも、もう一度、血を取りますか?どうしますか?」と聞かれて、なにを言われているのかにわかには判断できませんでした。
それでも!
それでも!!
検査の結果は良かったのです。
治ってはいませんが、悪化もしていません。
横ばいです。
それだけが「行ってよかった。」と思えることです。
胃薬を飲ませなければいけないのですが、なぜか胃薬は喜んで飲んでくれています(笑)
本当におりこうさんです。