月命日に。

うさぎ

2015年02月01日 11:12



12月3日から少し変わった色の中堅病院に勤めています。

1月30日、その病院のM&Aが完了しました。
完了と言うより契約締結と言ったところでしょうか。

この2ヶ月ほどの間、自分の仕事よりも優先して、少しでも高く売るためだけの資料作りに努めて参りました。
経理課の主任が経理に疎いため(笑)、古参のYさんの負担が重く、そのYさんのサポートを私がする・・・と言う感じでした。
Yさんとしては主任になにかを聞いても答えが得られるはずがないのはわかっていることなので、税務上の問題、会計上の処理のしかたなどは全て私に聞きます。
それを主任がどう思っているのかわかりませんが・・・。

経理の部屋は理事長室と繋がっているので、来客との話しも内輪もめも、ほぼ聞こえてきます。
M&Aの話しは、就職して、すぐに知ったことですが、守秘義務があるので、ほかのスタッフにも話すことはできません。
実際に買主が決まったときから2週間ほどの間、どのタイミングでほかのスタッフに発表するのかな・・・と不安な気持ちで見てきましたが、1月30日の午後2時半、緊急招集がかかり、そこで発表されました。
ギリギリですね。

年が明けてからの1ヶ月ほどは、本当にハードでしたし、理事長の人間的な汚さをとことん見ました。
おカネが絡むとひとはこんなにいやらしくなるものなのか・・・。
おカネを持っていると、こんなにもおカネ目当てで寄ってくるひとがいるのか・・・。
と思いました。

理事長付の秘書は、美人で接遇には文句のつけどころもないひとですが、知識がありません。
とくに税務会計、経理の知識がありません。
書類の整理も下手です。

そのひとが買主との間に入ってやりとりするので、周りは大混乱です。
とくにYさんが・・・(笑)

病院への不満が勤務態度にも表れていた、人間的ななにかが欠けているように見える、患者さまからの評判が非常に悪い(笑)院長先生も退職を申し出てきました。
なんとも節操のない院長です。
この大変な時期に・・・。

新しく医師を探すのは大変かもしれませんが、この院長が辞めてくれると聞いてホッとしているのは私だけはないと思います。

しかし、この崩壊状態の病院に手を差し伸べて下さったのは、日本で有数の医療福祉グループです。

これからは理事長や院長が私腹を肥やすこともなくなります。
理事長の公私混同したお金のやりとりもなくなります。
理事長と親子ほど歳の離れた若い彼女が病院に立ち入ってくることもなくなります。

専務理事として10年、理事長に就任して3年間、病院の立て直しに尽力してきましたが・・・と言う理事長ですが、私からはそうは見えませんでした。

もっと儲かると思ってたのに・・・と残念だったはずです。
最後の日に言った「せいせいした」と言う言葉が全てです。

3月の末から半月ほどハワイで過ごすそうです。
また別の病院からお声がかかっているそうなので、そちらに理事長として勤めることになるのかもしれません。

私は、まだ2ヶ月ほどしか勤めていませんが、理事長のマネーゲームに付き合わされただけ・・・と言う気持ちしか残っていません。

雇用は確保すると言われていますが、理事長のお取り巻きは一緒に退職するでしょう。


1月30日に「来月から経営陣が変わります。」と言われても現場スタッフから戸惑いの声もあがらなかったのは、この医療グループに入れるからだと思います。
看護師さんや医療の現場に勤めているかたはこのまま続けていただきたいです。


昨日、一昨日は買主側の精鋭(?)が10人ほどやってきて、事務処理の方法など細かいことを調べていきました。

どこにどんな書類が置いてあるのか?
医事課や経理課の事務方がどんな仕事をしているのか全く理解していない秘書は、なんの役にも立ちません。

理事長室や経理課にはひとがあふれて、食堂まで使って、資料をひろげて大変な騒ぎでした。

それでも1月30日に契約は締結し、新体制になると決まったのです。

実際の混乱は明日からになるのでしょうが。

明日からどのように変わっていくのかわかりませんが、良い病院になってほしいです。



母が縁で勤めた病院ですが、病院がどのように変わろうと私はもう退職しようと思います。

折しも今日は母の月命日です。
疲れているのか、怠けているのか、今朝は起きられませんでした。
うさ父が全てやってくれました。

忙しかったことと、理事長とその取り巻き連中への不信感が募り、なかなかブログを更新する気持ちにならず、パソコンそのものを開くことができませんでした。
ブログをやめることも考えました。
でも・・・こんな開店休業のブログでも、更新してるかな?と覗いて下さるかたがいらっしゃるので、もう少し頑張って続けてみようと思います。

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