ぼちぼちいこか

北京オリンピックが終わって３日が経った。
ようやく興奮がさめてきた感じだ。

なんやかんやと北京や中国への不安な話題が豊富なオリンピックだったが、無事に終わって良かった。

始まるまでは、見る気がしない・・・とか、テンションが上がらない・・・とか言っていたが、始まってしまうと、気になってついついテレビに釘づけ。

自分の国を応援するだけでなく、世界の頂点が見られる。
スポーツや人間の素晴らしさに感動した。

部活ではソフトボール部とバドミントン部に属し、選んだバイトは、スイミングスクールのコーチと学習塾の講師と言う、ほとんどスポーツバカ状態で育ってきた私。
やはり、自分が慣れ親しんだスポーツは見ていて楽しい。

とくに、北京オリンピックでは、ソフトボールの金メダルに感動した。
扁桃腺の熱でうなされながら、テレビを見続け、金メダルが決まった瞬間には、おんおん泣いた。
今でも、何度見ても、感動して泣く。
金メダルは、もちろん嬉しいが、アメリカに勝って金メダルを獲得したことが、とくに嬉しかった。

３試合連続で投げ続けた上野投手の鍛え抜かれた体力、精神力は強靭で、オリンピックへの思いの強さが伝わってきた。
アメリカやオーストラリアと比べると、日本の選手なんて、小柄で子供みたいだ。
それでも、主将の山田選手はホームランを打ったし、狩野選手は俊足だし、廣瀬選手の守備も良かった。
決勝戦の上野投手は決して良い状態ではなかったけど、気持ちで勝っていたんだと思う。
チームのみんなと自分を信じたうえでの勝利。

平泳ぎの北島選手にも感動した。
決勝までの調整は、申し分のない出来栄え。
他の代表選手と比べても、ずば抜けている。
でも、北島選手ほどのトップアスリートになると、勝つことだけでなく、記録も期待されるし、自分自身も期待に応えられる高さにいるから、大変な重圧なんだろうな。

陸上のトラック競技で、今回は８０年ぶりのメダルを獲得した男子４００ｍリレー。
８０年ぶりだって。
うさ父も生まれていないよ。

バトンを落として棄権になる有力チームが多かったおかげとか言われているけど、バトンを落とさない練習を積んできた成果だと思う。
リレーなんだもん。
かっこよかった。

８０年どころか、初のメダルとなったフェンシングの太田選手は、性格の良さがにじみ出ている。
本当に良いキャラクター。

その昔、お付き合いしていた人が、フェンシング部だった。
「フェンシング？かっこつけちゃって～！」なんて思っていた私は、いまだにルールさえ知らない。
こんなに人気が出るスポーツなら、せめてルールくらい教えてもらっておけばよかった。
反省。

シンクロのチームはミスがあって残念だったけど、デュエットは、よくぞ井村中国に勝ってくれた！と感動した。
日本シンクロの母・井村コーチは、厳しくて優しくて大好きなコーチ。
でも、中国のコーチに就任してしまったからには、負けてほしくない。
ロンドンでは、藤木スペインにも勝ってほしい！と願う。

バドミントンの末綱選手・前田選手のコンビも、残念ながら４位に終わったが、大健闘したと思う。
年齢差があるコンビだから、またこのコンビでロンドンはねらえないかもしれないが、前田選手は、別の選手とダブルスを組んで、また頑張ってほしいと思う。
世界ランキング１位に勝ったことは、きっと大きな自信になっているはずだし。

レスリングも体操も、カッコ良かった。
他にもいっぱいいっぱい感動をくれたオリンピックだった。

ＮＨＫでどこかの作家さんが言っていたが、スポーツは、人生を教えてくれる・・・その通りだと思う。

星野ジャパン以外は、とにかく感動と興奮の連続だった。

次のロンドンが楽しみだ。
また４年後。
４年後も、ブログで皆さんと感動と興奮を分かち合えていたい。



そういえば、各テレビ局のテーマソングも名曲揃いだった。
私は、テレビ朝日の福山君とＮＨＫのミスチルがお気に入り。
♪恋い焦がれて～♪なんて歌詞が似合う人って、福山君しかいないわさ。

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