ぼちぼちいこか

毎日毎日、出かける度に父のチェックが厳しくて辟易としています。
「いつ」「だれと」「どこへ」「何のために」「何時から」「何時まで」出かけるのか・・・を伝えてからでないと家を出ることはできません。

いえ。
黙って家を出ても良いのですが、その場合、帰ってきてから父の小言オンパレードを聞かなければいけないのが大変鬱陶しいのです。

なので、ちゃんと父の許可をもらってから出かけることにしています。
そして、約束より早めの時間に帰宅することを守っています。
まるで高校生のころに戻ったようです。

すでに「飲酒禁止令」は発令されたので「外出禁止令」が出ないように注意を払って生活しています。
とっても窮屈です。

今週のはじめ、すっかり口うるさくなってしまった父が言いました。

「入院するまでに確定申告、しといてや。」と。

・・・・・・。

退院してからでも十分に間に合うんですけどね。



今日は朝から私の住基カードを受け取りに市役所へ行きました。

帰りに税務署へ立ち寄り、電子申告してきました。

昨年まで数えきれないほど利用者識別番号を取得しました。
１日に何件も確定申告書を作成してきました。
複雑な内容のものは何日もかかって仕上げました。
しかし、電子申告の送信は、いつも狸ちゃんにお願いしていた私です。

税務署のかたの案内のもと、利用者識別番号を取得し、申告書を作成し、送信してきました。
私にもできましたよ♪
（父の申告書は、今年は書面で提出しました。）

今まで、これが私の生業だったわけですが・・・。
自分のこととなるとのらくらしてなかなかできないものですね。

入院までにしておかなければいけないこと、無事に完了です。
これでいつ入院しても良いみたいです。



税務署で申告書を作るとき、私の大きな電卓を訝しげに見ていた署員のかたが、私の源泉徴収票の入力をごらんになりました。
それまではピッタリと寄り添い、横でつきっきりで見ていて下さったのに、職場の名前を見た瞬間から徐々に距離を置き、いつしか遠く後方へ離れてしまいました。
案内が不要だと思われたのでしょうか。
見ていてくれないと不安ですよ。
もちろん！呼び戻しましたよ（笑）

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