2010年02月04日
やっと。
昨年の暮れ、職場でボスと「沈まぬ太陽」や「不毛地帯」の話しをしていた。
その時代背景やら登場人物について、ボスから教えてもらうことばかりなのだけど。
話しが終わって仕事に戻ろうとしたとき、ふとボスが
「神戸の鈴木商店って知ってるか?」と聞いてきた。
「ん?どっち?」と一瞬、迷ったが、すぐに好きなほうを答えてしまった。
「東灘のアイス屋さんでしょ?」と。
「あほなこと言いな!」とボスに笑われてしまった。
「経済を勉強してきたもんが、そんなこと言うとったら、あきまへんで。」とも。
あちゃ~!
やっぱり、あっちのほうだったか。
で、翌日、この本を持ってきてくれたのだった。
その時代背景やら登場人物について、ボスから教えてもらうことばかりなのだけど。
話しが終わって仕事に戻ろうとしたとき、ふとボスが
「神戸の鈴木商店って知ってるか?」と聞いてきた。
「ん?どっち?」と一瞬、迷ったが、すぐに好きなほうを答えてしまった。
「東灘のアイス屋さんでしょ?」と。
「あほなこと言いな!」とボスに笑われてしまった。
「経済を勉強してきたもんが、そんなこと言うとったら、あきまへんで。」とも。
あちゃ~!
やっぱり、あっちのほうだったか。
で、翌日、この本を持ってきてくれたのだった。
神戸製鋼所や帝人、豊年など錚々たる企業の前身となった鈴木商店を支え、守ってきた、
鈴木よねさんのお話し。
ひとりの女性を通して、明治・大正・昭和と時代の移り変わりとともに
日本の企業や経済の成長を見ることができる。
とくに神戸を舞台にしているので、読んでいても地理や情景やわかりやすい。
年末から読み始めて、やっと読了。
仕事を続けていく上での、師弟と言うか、主従と言うか、
その信頼関係の大切さを考えさせられる場面が多々あった。
鈴木よねさんの語り口調で書かれているので、ちょっと懐かしい播州弁がおもしろい。
しかし・・・ハードカバーの本って重いね。
鈴木よねさんのお話し。
ひとりの女性を通して、明治・大正・昭和と時代の移り変わりとともに
日本の企業や経済の成長を見ることができる。
とくに神戸を舞台にしているので、読んでいても地理や情景やわかりやすい。
年末から読み始めて、やっと読了。
仕事を続けていく上での、師弟と言うか、主従と言うか、
その信頼関係の大切さを考えさせられる場面が多々あった。
鈴木よねさんの語り口調で書かれているので、ちょっと懐かしい播州弁がおもしろい。
しかし・・・ハードカバーの本って重いね。
Posted by うさぎ at 22:18│Comments(2)
│趣味のこと
この記事へのコメント
「経済を勉強してきたもんが、そんなこと言うとったら、あきまへんで。」とは耳が痛い・・・私も経済学部なんで・・・。
確か戦前、番頭の金子氏の頑張りで財閥の三井や三菱に肩を並べた商社ですよね。
それ以上の事は・・・・。
何か読んでみたくなってきました(*^_^*)
確か戦前、番頭の金子氏の頑張りで財閥の三井や三菱に肩を並べた商社ですよね。
それ以上の事は・・・・。
何か読んでみたくなってきました(*^_^*)
Posted by hiro at 2010年02月05日 20:13
☆hiroさんへ
こんばんは♪
そうです。その鈴木商店です。
金子・柳田の両輪で個人商店から日本を代表する会社まで
成長したのです。
今さらながらですが、勉強になりますよ(笑)
経済なんて勉強したところで、世のお母さまがたの肌で感じるものには
勝てるはずもなく・・・と思います(^_^;)
こんばんは♪
そうです。その鈴木商店です。
金子・柳田の両輪で個人商店から日本を代表する会社まで
成長したのです。
今さらながらですが、勉強になりますよ(笑)
経済なんて勉強したところで、世のお母さまがたの肌で感じるものには
勝てるはずもなく・・・と思います(^_^;)
Posted by うさぎ♪ at 2010年02月05日 22:16